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【台南】「延平郡王祠」鄭成功を祀る祠

2017/11/18
【台南】史跡・歴史的建造物 0
台南史跡

 台南は、鄭成功がオランダ人を退去させたゆかりの地です。また近代の台湾の開発が始まった地でもあります。そういった台南において、鄭成功にまつわる史跡や廟がたくさんあります。
 今回は、「延平郡王祠」という祠です。


史跡名:延平郡王祠

住所:台南市中正区開山路152號

参観時間:8:30-17:30

地図:





延平郡王祠とは?
鄭成功を祀る祠である。開山王廟とも呼ばれる。開山王廟とは、鄭成功が死去した後、オランダ軍から台湾を奪回・開拓して領土拡大した彼を偲ぶ人々によって称せられた。現在は、福州式の建築様式となっている。

延平郡王祠の歴史
1662年 鄭成功を慕う人々によって創建。「開山王廟」

1874年 牡丹社事件の防御に来台した沈葆楨の申請により、朝廷から台湾府城に祠を立てることが許可される。開山王廟を延平郡王祠と改名

1895年 日本統治後、鄭成功の忠君愛國の精神を宣揚し、日本人の血を引く鄭成功を掲げつつ、華夷思想を強調するために「開山神社」として改築

第二次世界大戦終了後 社殿は壊されすべて新しい建物に変えられた。

さて、史跡に行ってみます。
鄭成功石像。開山路を通るとその石像の白さと大きさにびっくりします。石像は、長さ8m、幅4m、高さ7m、重さ200tになります。材質は、泉州で最も有名な泉州白と呼ばれる花崗岩です。
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大門。独立した建物の入り口
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大門の横にある碑。府城史跡 開山王廟と書かれています。
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三川門の前にある碑坊。日本式の鳥居を改築した碑坊。上部には、国民党の青天白日旗があります。これは、日本統治時代の「開山神社」で増築された碑坊です。
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碑坊には、左右、上部にことばが刻まれています。
 右側には、「弧臣秉弧忠、五馬奔江、留汗青垂宇宙」を刻まれています。意味は、「独りで台湾を守って国家に尽くし、その忠心を後世に残す」です。
 左側には、「正人扶正義、七鯤拓土、莫将成敗論英雄」と、これは、「その正しさは、人々に好影響を与え七鯤を開拓した。明朝は、再興できずとも英雄の名を残す」という意味です。
 また横書きの「忠肝義膽」は、「忠を尽くし、正しい人物」という意味です。
 この刻印は、1947年に国防部長白崇禧が228事件で台湾を巡視した際に延平郡王祠を参拝した際の題字です。
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三川門から見た碑坊
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三川門。階段の脇に「奉旨祠典」の石碑があります。祠の建立と祭祀を許可する皇帝の命令が示されている。
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三川門の扁額。「前無古人」、鄭成功に対する後世の人々の尊敬の心が表されている。
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三川門をくぐると、正面に正殿があります。
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左側
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左側の部屋には、張萬禮の像があります。彼は福建省平和出身で、将軍として奉られています。剣を持ったデザインから「剣官」と呼ばれています。数々の功績を上げ、後提督まで昇進して安伯を統治しました。しかし、1658年に鄭成功に従って南京を攻めましたが、捕虜となり甘輝とともに自害しました。
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右側の部屋には、甘輝の像があります。彼は、福建省海澄出身で、小柄ながら戦いに長けていた。印を持った像のデザインから「印官」と呼ばれています。1655年、鄭成功が延平王となってから、左、右、前、後、中提督が伯爵とされていたが、彼は、中提督として尊敬されていた。1658年、鄭成功が北進したとき、先鋒として快進撃を続けた。しかし、翌年南京に進駐したとき、崇明総兵・梁化鳳の快進撃を受けて捕虜となり、南京総督により処刑された。
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鄭成功は、日本で誕生しました。彼の母親は田川マツという日本人です。彼の誕生の言い伝えによると、母親の田川マツが海辺を散歩しているとにわかに産気づき、家に帰ろうにも間に合わず、浜辺の巨大な岩陰で鄭成功を生んだといわれてます。その生まれた地の写真も展示してあります。
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次に、正殿です。
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正殿は、鄭成功が祀られています。
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正殿を横から見た写真
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後殿は、鄭成功の母親を祀る「太妃祀」があります。
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最後に金門島池の風景です。
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延平郡王祠は、日本語での説明文もありますので、鄭成功の歴史がよく理解できる祠です。台南に行ったら、鄭成功ですね。




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