【宜蘭】「設治紀念館」西郷隆盛の息子も過ごした邸宅
今年の大河ドラマは、西郷隆盛ですが、彼の息子が台湾で活躍したことを知っている日本人はそれほど多くないと思います。今回は、西郷隆盛の息子である「菊次郎」が暮らし、宜蘭庁官として活躍した証となる場所です。「宜蘭設治紀念館」という遺産になります。
西郷菊次郎について語る前に、
西郷隆盛と息子菊次郎との関係は?
まず、西郷隆盛についてですが、彼は、生涯に2回島流しの経験をしてます。1回目は、1854年の奄美への島流しです。約3年間奄美で過ごすこととなります。鹿児島に帰国後、2か月余りで再度、徳之島、沖永良部島へと島流しとなりました。
息子の菊次郎は、隆盛の1回目の島流しの時、愛加那との間に生まれました。
時は流れ、明治維新後に農業を学ぶために、米国へ留学、帰国後は17歳で、父と共に西南の役を戦い、その時に片足を失った。その後、外務省へ仕官することとなった。
西郷菊次郎と台湾の関係は?
台湾の日本への割譲は、1895年であるが、35歳の時に台湾総督府参事官心得として、台湾に渡る。彼の宜蘭との直接的な関わりは、5年後の1890年である。この年に、彼は、台北県宜蘭庁長に就任する。
宜蘭における彼の功績は、まだ日本統治が始まって間もない時期でもあり、抗日等の治安の悪さからの社会の安定であった。その中、彼は、社会基盤整備に力を注いだ。河川工事、農地の拡大、道路の整備等。特に大きかったのが、宜蘭の住民の悲願である宜蘭川の氾濫をなくすことであり、それが宜蘭河堤防へとつながった。この功績が、宜蘭河の堤防の近くに今でも徳政碑という形で残っている。
前置きが長くなりました、西郷菊次郎の暮らした住居です。
施設名:宜蘭設治紀念館
住所:台湾宜蘭県宜蘭市舊城南路力行三巷3號
開館時間:9:00-17:00(火曜日-日曜日)
入場料:30元
ホームページ:https://memorial.e-land.gov.tw/Default.aspx
地図:
まず、宜蘭設治紀念館の見取り図です。

宜蘭設治紀念館の入場料と開館時間の説明です。

入口で入場料を支払い、中に入ると正面に日本式平屋の建物があります。

建物の中に入る前に、庭園を見ていきます、まずは建物の右手側の庭からです。
枯山水と書かれています、日本式の庭園ですね。

庭には、池と木々があります。


白い砂利と日本式平屋の建物。美しさとどこか懐かしい雰囲気があります。


建物に右手側の庭です。こちらには、ちょうど鳥がいました。

古い井戸があったようですが、そちらの説明です。

こちらが、今は枯れ果ててしまいましたが、井戸の名残があります。

次に建物に入ってみます。
まずは、動画で雰囲気を・・・。
こちらが、入口になりますが、奥まで畳様式の部屋になってます。

床の間もあります。

箪笥と展示物。

建物内部から見た庭園。白い砂利が際立ってます。

風呂とトイレ。昔はこんなかんじだったんですね。

建物内部には、西郷隆盛の息子「菊次郎」の写真と説明があります。


その他の展示物は、施設の歴史の写真があります。もとは、この建物も荒れ果てていたようですが、修復したことがわかります。





抗日関連の資料も展示してあります。


私の祖父母、叔父叔母は戦前、羅東に住んでいましたがこういうところに住んでいたんだなと感慨深かったです。(抗日がだいぶ治まったころですが・・・)。
皆さんも西郷どんの息子が活躍した地を訪ねてみてはどうでしょうか?
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まず、西郷隆盛についてですが、彼は、生涯に2回島流しの経験をしてます。1回目は、1854年の奄美への島流しです。約3年間奄美で過ごすこととなります。鹿児島に帰国後、2か月余りで再度、徳之島、沖永良部島へと島流しとなりました。
息子の菊次郎は、隆盛の1回目の島流しの時、愛加那との間に生まれました。
時は流れ、明治維新後に農業を学ぶために、米国へ留学、帰国後は17歳で、父と共に西南の役を戦い、その時に片足を失った。その後、外務省へ仕官することとなった。
西郷菊次郎と台湾の関係は?
台湾の日本への割譲は、1895年であるが、35歳の時に台湾総督府参事官心得として、台湾に渡る。彼の宜蘭との直接的な関わりは、5年後の1890年である。この年に、彼は、台北県宜蘭庁長に就任する。
宜蘭における彼の功績は、まだ日本統治が始まって間もない時期でもあり、抗日等の治安の悪さからの社会の安定であった。その中、彼は、社会基盤整備に力を注いだ。河川工事、農地の拡大、道路の整備等。特に大きかったのが、宜蘭の住民の悲願である宜蘭川の氾濫をなくすことであり、それが宜蘭河堤防へとつながった。この功績が、宜蘭河の堤防の近くに今でも徳政碑という形で残っている。
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住所:台湾宜蘭県宜蘭市舊城南路力行三巷3號
開館時間:9:00-17:00(火曜日-日曜日)
入場料:30元
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建物の中に入る前に、庭園を見ていきます、まずは建物の右手側の庭からです。
枯山水と書かれています、日本式の庭園ですね。

庭には、池と木々があります。


白い砂利と日本式平屋の建物。美しさとどこか懐かしい雰囲気があります。


建物に右手側の庭です。こちらには、ちょうど鳥がいました。

古い井戸があったようですが、そちらの説明です。

こちらが、今は枯れ果ててしまいましたが、井戸の名残があります。

次に建物に入ってみます。
まずは、動画で雰囲気を・・・。
こちらが、入口になりますが、奥まで畳様式の部屋になってます。

床の間もあります。

箪笥と展示物。

建物内部から見た庭園。白い砂利が際立ってます。

風呂とトイレ。昔はこんなかんじだったんですね。

建物内部には、西郷隆盛の息子「菊次郎」の写真と説明があります。


その他の展示物は、施設の歴史の写真があります。もとは、この建物も荒れ果てていたようですが、修復したことがわかります。





抗日関連の資料も展示してあります。


私の祖父母、叔父叔母は戦前、羅東に住んでいましたがこういうところに住んでいたんだなと感慨深かったです。(抗日がだいぶ治まったころですが・・・)。
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