【台南】マンゴーの故郷「玉井」への行き方
2019/05/14
台湾のフルーツと言えば、マンゴーを思い出す人が多いと思います。実際、旬の時期には、台湾の果物店でマンゴーをよく目にします。そして価格も日本と比較すると非常にリーズナブルです。マンゴーは、台湾でも色々な種類がありますが、その中でも愛文芒果(アップルマンゴー)がかき氷に使用されたりと有名です。
台湾の中でも愛文芒果の産地は、台南の玉井が非常に有名です。今回は、愛文芒果の歴史と玉井への行き方を紹介したいと思います。
実は、台湾の愛文芒果(アップルマンゴー)は、元々台湾で自生されたものではありません。台湾の台南・玉井が愛文芒果の産地となったかは、歴史を学ぶ必要があります。
愛文芒果の栽培が始まった経緯は、鄭罕池氏が、約50年前に米国からアップルマンゴーの苗木100本を台湾に持ち込みんで栽培をしたのが始まりでした。しかし冬の寒さに耐えられず、3年後にはわずか4株に減ってしまいましたが、なんとか収穫に成功しました。アップルマンゴーは虫害に弱いなどの問題もあったが、彼はマンゴーの実に白い紙袋をかぶせるなどして害虫対策を行いました。その後、他の農家にも栽培方法を教えるなどし、台湾のマンゴー栽培普及に貢献した。これにより、今の玉井をマンゴーの故郷として誰もが知るところとなったという経緯です。
そんな鄭罕池氏も、2018年6月1日に死去しましたが、頼清徳行前政院長、元台南市長は彼の彼の死に当たって、フェイスブックで追悼の意を表しました。彼の台南・玉井の貢献度の大きさがうかがわれますね。
*アップルマンゴーとは、果皮が赤色の品種の総称で代表的品種はアーウィン種
台南駅を降りると、正面が円環になっており、円環の向こう側にこげ茶色の大きなビルがあります。このビルの1階にセブンイレブンがありますが、その前にちょうどバス停となります。

バスは大台南公車の緑幹線になります。時刻表ですが10分~15分の間隔で出ています。
こちらが時刻表です。
https://tainanbus.info/green/green.html#time
バス停の時刻表

こちらが、玉井行きのバスです。緑幹線という名前の通り、バスの外観も少し緑っぽくしています。

バスの内部です。空調は若干エアコンの効きが悪いと思います。料金は現金の場合、片道119元ですが、悠遊卡(ヨウヨウカー)ですと、93元です。悠遊卡を使用したほうがよいかと思います。乗るときにタッチして、降りる時にタッチします。

所要時間は約1時間15分設定です。実際行ったときもそれくらいの時間で行けました。バスルートは、永康→新化→左鎮→玉井です。
玉井に近づいてくると、マンゴー畑が広がってきます。白い袋に入ったマンゴーが一杯です。鄭罕池氏がいなければこの風景はなかったはずです。

さらに玉井に近づくと、マンゴーのオブジェを目にすることができます。バスからは、左手に見えます。

バスが玉井に到着すると到着場所にもマンゴーのオブジェがあります。

ひとことでいうと街中がマンゴーで一杯です。まずは、玉井中心の地図です。

中正路沿いに歩くとまず目にするのが玄天大上を祀る北極殿です。中には、生きた亀がいますよ。


中正路を歩いていると、マンゴー関連のお店とオブジェが一杯です。

マンゴーかき氷の有名店である「有間冰舗」です。

有間冰舗の関連ブログ:
http://satsumabird551.blog.fc2.com/blog-entry-352.html
次に、中正路を戻り、玉井区青果集貨場に行ってみます。途中には、店の前にマンゴーの籠が置いてあったりします。

バスに玉井に入るときには、気づかなったのですが北極殿の門があるんですね。

こちらが、玉井区青果集貨場です。

集貨場に入ると、人が一杯です。

またマンゴーも一杯です。


マンゴーの価格は、1個100円以下ですね。非常に安いです。


今年のマンゴーは非常に大きかったです。葉のついたものも置いてあります。


マンゴーがいっぱい積んだトラックも入ってきました。

マンゴー以外にもパイナップルもありました。

こちらは、乾物(ドライフルーツ系)の店です。いっぱいのドライフルーツがありました。砂糖で味付けされていませんが、非常に甘かったです。日本に生のマンゴーを持ち帰れませんので、ドライフルーツをお土産にするにもいいですね。


いっぱいのドライマンゴーです。


集貨場には、マンゴーかき氷を食べれる店もあります。

今回は、芒果冰達人というお店でいただきます。こちらがメニュ表です。全体的に安いです。

新鮮愛文芒果冰(小)70元。マンゴーは2種類です。この量とクオリティでこの価格はすごいです。


ぜひ、台湾のマンゴーの産地「玉井」を旬の季節に訪れてみてはどうでしょうか!!
台湾の中でも愛文芒果の産地は、台南の玉井が非常に有名です。今回は、愛文芒果の歴史と玉井への行き方を紹介したいと思います。
1.愛文芒果(アップルマンゴー)の歴史
実は、台湾の愛文芒果(アップルマンゴー)は、元々台湾で自生されたものではありません。台湾の台南・玉井が愛文芒果の産地となったかは、歴史を学ぶ必要があります。
愛文芒果の栽培が始まった経緯は、鄭罕池氏が、約50年前に米国からアップルマンゴーの苗木100本を台湾に持ち込みんで栽培をしたのが始まりでした。しかし冬の寒さに耐えられず、3年後にはわずか4株に減ってしまいましたが、なんとか収穫に成功しました。アップルマンゴーは虫害に弱いなどの問題もあったが、彼はマンゴーの実に白い紙袋をかぶせるなどして害虫対策を行いました。その後、他の農家にも栽培方法を教えるなどし、台湾のマンゴー栽培普及に貢献した。これにより、今の玉井をマンゴーの故郷として誰もが知るところとなったという経緯です。
そんな鄭罕池氏も、2018年6月1日に死去しましたが、頼清徳行前政院長、元台南市長は彼の彼の死に当たって、フェイスブックで追悼の意を表しました。彼の台南・玉井の貢献度の大きさがうかがわれますね。
*アップルマンゴーとは、果皮が赤色の品種の総称で代表的品種はアーウィン種
2.玉井のバス乗り場はどこか?
台南駅を降りると、正面が円環になっており、円環の向こう側にこげ茶色の大きなビルがあります。このビルの1階にセブンイレブンがありますが、その前にちょうどバス停となります。

3.バスの乗り方、時刻表、料金等
バスは大台南公車の緑幹線になります。時刻表ですが10分~15分の間隔で出ています。
こちらが時刻表です。
https://tainanbus.info/green/green.html#time
バス停の時刻表

こちらが、玉井行きのバスです。緑幹線という名前の通り、バスの外観も少し緑っぽくしています。

バスの内部です。空調は若干エアコンの効きが悪いと思います。料金は現金の場合、片道119元ですが、悠遊卡(ヨウヨウカー)ですと、93元です。悠遊卡を使用したほうがよいかと思います。乗るときにタッチして、降りる時にタッチします。

4.玉井へのルートと所要時間
所要時間は約1時間15分設定です。実際行ったときもそれくらいの時間で行けました。バスルートは、永康→新化→左鎮→玉井です。

5.バス車窓からの玉井の風景
玉井に近づいてくると、マンゴー畑が広がってきます。白い袋に入ったマンゴーが一杯です。鄭罕池氏がいなければこの風景はなかったはずです。

さらに玉井に近づくと、マンゴーのオブジェを目にすることができます。バスからは、左手に見えます。

バスが玉井に到着すると到着場所にもマンゴーのオブジェがあります。

6.玉井の場所とどういう街なのか?
ひとことでいうと街中がマンゴーで一杯です。まずは、玉井中心の地図です。

中正路沿いに歩くとまず目にするのが玄天大上を祀る北極殿です。中には、生きた亀がいますよ。


中正路を歩いていると、マンゴー関連のお店とオブジェが一杯です。

マンゴーかき氷の有名店である「有間冰舗」です。

有間冰舗の関連ブログ:
http://satsumabird551.blog.fc2.com/blog-entry-352.html
次に、中正路を戻り、玉井区青果集貨場に行ってみます。途中には、店の前にマンゴーの籠が置いてあったりします。

バスに玉井に入るときには、気づかなったのですが北極殿の門があるんですね。

こちらが、玉井区青果集貨場です。

集貨場に入ると、人が一杯です。

またマンゴーも一杯です。


マンゴーの価格は、1個100円以下ですね。非常に安いです。


今年のマンゴーは非常に大きかったです。葉のついたものも置いてあります。


マンゴーがいっぱい積んだトラックも入ってきました。

マンゴー以外にもパイナップルもありました。

こちらは、乾物(ドライフルーツ系)の店です。いっぱいのドライフルーツがありました。砂糖で味付けされていませんが、非常に甘かったです。日本に生のマンゴーを持ち帰れませんので、ドライフルーツをお土産にするにもいいですね。


いっぱいのドライマンゴーです。


集貨場には、マンゴーかき氷を食べれる店もあります。

今回は、芒果冰達人というお店でいただきます。こちらがメニュ表です。全体的に安いです。

新鮮愛文芒果冰(小)70元。マンゴーは2種類です。この量とクオリティでこの価格はすごいです。


ぜひ、台湾のマンゴーの産地「玉井」を旬の季節に訪れてみてはどうでしょうか!!
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