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【台南】「大観音亭」台南一大きい縁結びの神様がいる!

2019/01/08
【台南】廟 0




 今回は、廟の多い台南の中でも特色のある仏教寺院の「大観音帝」です。どんな特色があるかというと道教廟である「興濟宮」同じ敷地内にあり、台南の四大月下老人の中で一番口が大きいのが特徴です。口が大きいということは、話し上手で魅力溢れるトーク力で、仲介人としてたくさんの良縁をまとめあげてきているということらしいです。ご利益ありそうですね。
 ちなみに月下老人は、台南では、「祀典大天后宮」、「祀典武廟」、「大觀音亭」、「重慶寺」の4か所に祭られており、「四大月老廟」と呼ばれています。
 それぞれの廟のご利益は、祀典大天后宮は、独身で意中の相手がいる人が、[月因]脂水粉(パウダーチーク)」を用意してを婚活の悩みに一番効くと言われています。
 祀典武廟は、独身で想う人がいない場合、重慶寺は、交際相手がいる人や既婚者の場合、大観音亭はカップルが一緒に参拝するとゴールインが叶うとされています。

 それでは、大観音帝と興濟宮をそれぞれ紹介していきます。
廟名:大観音亭、興濟宮

住所:台南市北區成功路86號

参拝時間:7:00-21:00

ホームページ:http://www.da-shing.org.tw/
 
主神:大観音亭・・・観音佛祖 (1678年建立)
    興濟宮・・・保安大帝  (1679年建立)

地図:

場所は、台鉄台南駅正面に伸びる大通りの成功路沿いにあります。廟に訪問した時(18年5月)、ちょうど工事中でしたが、廟前の赤い提灯がとても印象的でした。
s_DSC01678大観音帝
赤い提灯の下を歩き、階段を上がると入口があります。入口の手前の左右にそれぞれの廟があります。左側に大観音帝、右側に興濟宮です。
s_DSC01679大観音帝
s_DSC01680大観音帝
入口の左側に石碑と廟の説明文があります。碑には三級古跡と書かれています。こちらは大観音帝です。
s_DSC01681大観音帝
s_DSC01682大観音帝
入口の右側も同様です。こちらは、興濟宮です。大観音帝と同じ三級古跡です。
s_DSC01683大観音帝
s_DSC01684大観音帝
まずは、興濟宮から入っていきましょう。
s_DSC01685大観音帝
中に入ると正面に、保生大帝が鎮座してます。保生大帝(979~1036)は、姓を呉、名を夲、福建省の泉州府同安県白礁郷人。幼少期から聡明で、多くの書物を広く読み漁り、一度読んだら忘れず、特に医術に優れていました。24歳で科挙に合格し、御史職に任ぜられ、その後、辞職し隠居すると、白礁大雁山で修行しました。一生菜食で結婚せず、医者として世の人々を救い、助けた人は無数で、死後に神として祀られるようになりました。
大観音帝s_DSC01686
保生大帝は生前、点龍眼、医虎喉(龍の目に薬をさし、虎の喉の痛みを癒し)などの伝説があります。昇天した後も、感謝した竜はのちに保生大帝の乗り物に、虎は守護者となったといわれています。両脇には、龍と虎の彫刻があります。
大観音帝s_DSC01688
s_DSC01687大観音帝
次に大観音帝です。まずは、配置からです。主神の大観音帝は正面、月下老人は大観音帝の右側にいます。
s_DSC01696大観音帝
後殿から、正面手前に釋迦牟尼佛、彌勒佛、藥師佛、阿彌陀佛、大勢至菩薩、両端に韋馱與伽藍菩薩です。
s_DSC01699大観音帝
正殿の観音佛祖。
s_DSC01693大観音帝
最後に縁結びの神様「月下老人(月老公)」です。英語表記ですと、「God Of Matchmaking」で、仲人の神様の意味になります。なんかご利益がありそうですね。
s_DSC01698大観音帝
月下老人が古くから祀られている廟です。台南に行ったら、お参りするといいことがありそうですね!!
次回も同じ台南で月下老人が祀られている「四大月老廟」のひとつ「祀典大天后宮」を紹介していきたいと思います。



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